台湾 2日目

 世間はクリスマスイブ。
 台湾も、例外ではない。
 ただ、日本ほど、街中一色というわけでもない。
 去年も同じ日程でバリ島にいて思ったが、海外でクリスマスを過ごしていると、日本にいるときのような変なむなしさを感じることがなく、なんとなく精神的に健全でいられる。
 まぁ早う彼女作れという話ではあるが。


 2日目は、ツアーにデフォルトで着いている市内観光。
【午前】
 ■忠烈祠で衛兵交代式を見学
→■故宮博物院(下車・外観のみ)
→■お茶セミナー
→■『鼎泰豊』にて小龍包ランチ
【午後】
 ■永康街散策(→『永康15』でかき氷)
→■中正紀念堂
→■昇恒昌免税店にてショッピング
→■足つぼマッサージ体験
→■金龍にてショッピング
→■九分(本来は、にんべんに「分」)散策(→『頼阿婆芋圓』でタロイモぜんざい)
→■『九戸茶語』にて夜景観賞と地元料理のディナー
→■台北に戻りパイナップルケーキのお土産屋でショッピング
→(希望者のみ)■士林夜市散策


・・・どんだけ詰め込むんすか、という突っ込みを入れたくなる。
ガイドの何(カァ)さんは、超テキパキ人間。
マシンガントークで、必要な説明をこれでもかと伝えてくる。
最初はうざったかったが、あまりこちらに干渉してこないので、次第に心地よくなってきた。
手際もいいので、なかな優秀なガイドさんなのだろう。
こういうツアーにありがちな、土産屋への立ち寄りはあったが、軽くスルー。俺ら二人は、何も買わず。あまり気にならなかった。


さすがに夜は疲れてしまい、士林夜市は止めることに。行ってる人も少しいた。元気ダナー


しかし今日めいっぱいまわったおかげで、実質、旅行初日にして、主要観光地の多くを巡回したことになった。


『鼎泰豊』は本店へ。
世界のベストレストラン10?に選ばれたこともある超有名店。
小籠包は、さすがのおいしさ。これはいくつでも食べたい。
ビールとともに楽しむ。
後半に、かにみその小籠包が出てきて、これまた絶品。


ディナーの『九戸茶語』は、まぁ普通。
九分は「千と千尋の神隠し」の世界。
オレンジや紫の提灯が、なんとも不思議な世界を作り上げている。
山のてっぺんの方ということもあり、異世界に迷い込んだような感覚に。
独特なオーラに包まれた場所。


夜は、『三葉足裏養生館』へ足裏マッサージへ。
雙城街夜市に位置する、こじんまりした個人経営のお店。
夫婦で営んでおり、主人はダンカン似。
奥さんはすごく穏やか。声が優しい感じで、とても癒される。中国語の響きがすごく心地よく、いつまでも聞いていたい感じ。同行者も、同じ感想を抱いていた。
足つぼマッサージを頼む。40分450元(約1,200円)。
安っ!
夫婦とは別の従業員さんにしてもらったが、腕は確か。
ツアーで街中のマッサージ屋の体験マッサージをしたが、20分500元もし、しかもあまり気持ち良くなかっただけに、三葉は満足度が高かった。


 帰り、ホテルの目の前のマックへ。
 カフェラテが55元(約150円)ということで、夜カフェを楽しむため、購入。
 日本語がほとんど通じない中、
「カフェラテ」
「ホット」
「スモール」
「ノンシュガー」
「テイクアウト」
 を伝えるのはなかなか大変だと実感。
 応対してくれたのは、ジャッキーチェンをふくよかにしたような、素敵な笑顔の50歳前後のおじさん。
 55元を「ファイティーファイブ」と言っていたところがなんともかわいい。
 こういうのもいい思い出になるんだよな。