週末レビュー

 昨日は、妹の大学の文化祭に行ってきた。
 想像以上の人、人、人。
 そして、店、店、店。
 いわゆる「学園祭」ってイメージを、あますところなく体現した感じ。
 自分は大学を卒業して3年経つが、さすがにここまで年齢差ができると、「あぁ、なんだか若々しいなあ」とか「良くも悪くも発展途上な感じだなぁ」といった風に捉えてしまう。1〜2年前はこんな風には思わなかった。まだ「同年代」と認識していたんだろう。でも今はもう、「自分より若い人」を見てる感じ。時間の流れを感じる。
 しかし、ハタチ前後の若者が数千人単位で集まってる場に居合わせるというのは、すんごく刺激的。あふれんばかりのパワーを、分けてもらった気がする。
 また、こういう刺激を受けると、インスピレーションが高まる気がする。以下、ひらめいたこと。
○22時くらいまで残業する生活が常態化している。そこで、「ひとりサマータイム作戦」を考えついた。現在の勤務時間が8:30〜22:00とすると、全体に1時間早め、7:30〜21:00とするイメージ。加えて、今までは19時くらいに夜食を食べに行っていたから、それをやめ、家で食べることにすれば、更に30分〜1時間早く帰ることができる。生活時間も連動してずらし、5時起床、22(〜23)時就寝とする。実に健康的。デメリットは、残業代が減る、くらいか。メリットはたくさん。仕事能率が上がる。朝の空いている電車で座って作業できる(読書、音楽、睡眠・・・)。肌の黄金時間と言われる22〜2時の間に床に就くことができる。 
○不遇というか、苦境にあえいでいるときこそ、人間が鍛えられるときだ、という気がしてきた。うつもそうだし、仕事もそう。彼女がいないのもそうだ。考えてみれば、前の彼女とつきあってた2年半より、その後の期間の方が、「相手を思いやる気持ち」「女性との接し方」(ついでに言えば、)「女性という存在を素晴らしいと感じる心」が鍛えられ成長した気がする。満ち足りているときは、ハングリー精神が減退し、「向上しよう」「改善しよう」という動機付けが薄れてしまうと思うのだ。そんな風に考えれば、今の自分の身の上を、(うつの面にせよ、彼女の面にせよ、)ただただ嘆く必要はないことに気付かされる。
○水泳に凝っている。正直自分は、学生時代、カナヅチだった。社会人になり、初めてクロールで25m泳げるようになった。でもまだ、右側でしかまともに息継ぎできない。そんな、低いレベルではあるけれど、徐々に上達していく跡が見て取れるのはとても嬉しい。初心者だから、小さなところに気をつけるだけでも、向上が認識できるんだよね。更なるレベルアップを目指し、ネットや本で情報を集めてみようと思った。
 

 こんなところ。あと加えるなら、女子大生はほんと若々しい!ミニスカートで足を出している子がけっこういたけど、なんとまあハリのある肌!こんなのは職場ではお目にかかれない笑。そんなうら若き学生から、「焼きそばどうですか?」と上目遣いですり寄られたときは、ぜんぜん要らない焼きそばを、思わず買ってしまいそうになった。「メルアドおしえてくれたら、10個でも買いますよ」くらい言ってやれば良かったかな、と省みる(祭のノリで、教えてくれたかもしれないなぁ)。こんなアホな想像が湧くのも、心の調子が悪くない証拠だろう。嬉しい。そして、若い女子大生たちを見て、正直、「こんな子たちと付き合えたら、さぞかし楽しいだろうなー」と感じた。男にとって、このエネルギーは大きい。何はともあれ、この情熱さえあれば、仕事も生活も、大抵のことは乗り切ってやる、というだけの気概が湧いてくるのがすごい。人間て面白いね。


 そんな週末。金曜は一日新宿を散策し、土曜は10時間以上車を運転し、日曜は下北沢・吉祥寺を闊歩。ほとんど出ずっぱり(宅急便の不在票も3通溜まってしまった。受け取りは来週末か・・・)で、正直疲労の蓄積を感じる。風邪ひいたりしないよう、あったかくして寝る。でも、疲れの分、充実感も大きい。いろいろがんばりたい。人生に幸あれ!そんな前向きな感情を抱きつつ、新しい週に突入できることに感謝。