実はまだやってたステップ2

 1月10日以来、フィットネスで、「ステップ2」のレッスンに4週連続で参加している。
 1週目、2週目は、日記に書いたとおり、見事な惨敗。おそらく、レッスンに参加していた約20人中、一番へたっぴだったと振り返る。
 しかし、3週目(先週)、部分部分、なぞれるようになってきた。振り付けの全体が100とすると、部分点の積み上げで30〜40点くらい(1週目・2週目は、10点くらい)。習得することの喜びを、わずかながら感じ取ることができた。
 そして、今日、4週目。結果から言うと、けっこうできた。半分以上は、なんとかできてる気がする。んでもって、周りの参加者をちらと見渡す余裕も出てきた。どうやら、振り付けの難しい部分では、呆然として立ち尽くしてる人も、数人いるようだ。そして、かなり上手い部類の人は、全パート、ほぼノーミスでこなしてるのに対し、全体的に見ると、困惑しながら、やっとかっとついていっている、という人が大半のようだ。
 自分の考えでは、エアロビやステップのようなレッスンは、振り付けの難易度と運動の強度の両方が高い次元で成立しているのが、理想だと思う。さらに、振り付けの優雅さ・華麗さを追及できるものだと、さらに素晴らしい(以前通ってたジムでは、優雅さ・華麗さをとことん追求した「エアロビ」のレッスンがあった。これは、インストラクターが、ジムのスタッフに内緒で、勝手にプログラムをこのようにやってたらしい。好きな人にはたまらないレッスンだったようだ)。今回の「ステップ2」は、今の自分や、大半の参加者にとっては、難易度ばかりが目立ち、運動強度の追求ができない状況だ。しかし、振り付けが8〜9割できるようになってくれば、あとは運動強度を上げることができる。なので、インストラクターの求めてるレベルが、けっこう高いということだろう。逆に、参加者の6〜7割は、振り付けを充分にはこなせていない。この状況をどうみるか?振り付けのレベルを落とせば、上級者から不満が出るだろうし、逆にレベルを上げれば、敷居の高いレッスンになってしまう。難しいものだ。小学校のゆとり教育みたいなもんで、平均学力をどこに設定するか、という問題に似てる気がする。レベル別に細かく対象者を区切ればとりあえずの解決にはなるのだが。まあ現実には、小学校も、フィットネスも、そう簡単にはいかない。難しいね。