むなしさ

 うつは今や誰でもかかる病気で、その症状も十人十色。自分の場合、「むなしさ」がとても強い。楽しいことをすればするほど、その楽しんでいる状態が怖くなり、また、不安になり、むなしさを抱いてしまう。むなしさをほとんど感じない人には理解しがたいかもしれないが、本人にとっては深刻なのである。深いむなしさは、人間の生きる気力を奪う。休日に彼女と会って食事して公園行ってゆったりした時間を過ごして・・・・・そんなとき、「幸せだなぁ」という思いと同時に、「ああ、自分は一体何をしているんだろう。こんな幸せもどうせ長続きしないんだ。それに将来を考えても、楽しいことはほとんどない」などと、自分でも嫌になるほど、マイナスに考えてしまうのだ(実際は、ごたごた理屈が浮かんでくるというよりは、ただ漠然とむなしい気持ちがこみあげてくる感じ)。おそらくこの手の話は、本人か、もしくは、極めて近い価値観を持った人にしかわからないのかな?と思う。でも、とにかく自分の思いを吐き出したいし、誰かの意見をもらえたら、きっと参考になるな、と思い、書いてみた。