広尾「ア・ニュ/a nu retrouvez-vous 」(フレンチ)

 まともなフレンチレストランに入ったのは、いったいいつぶりだろう。
 グルメ師匠に誘われ、このお店に。
 ディナーだと予算2万円以上らしい(@_@)
 が、ランチだと3,500円のコースがあり、リーズナブルとのこと。
 (それでも、ワインとかサービス料とか考慮すると6〜7千円になるし、田舎者の自分には、十分びっくりなのだが。。。)
 

 ドレスコードがあるのか?マナーが厳しいのか?
 と構えて行ったのだが、入店してみると、そこまでかっちりとしてるわけではない。ほっ。
 それにしても、やはり、ある程度のお作法はあり、少し戸惑う場面も。
 店員さんも身のこなしがスマートだし、店内も、コンパクトながら、洗練された設え。
 どうしても日和ってしまう。
 一方、師匠は慣れたもので、そつなく振る舞い、料理やサービスを楽しんでいる。


 で、料理。
 おいしい!
 フレンチは、見た目の華麗さはあるけれど、ボリューム的に物足りない、と決め付けていたが、そんなこともなかった。
 品数があること、会話を楽しみながらゆっくり食事すること、自分がある程度歳を重ねたこと、が理由か。
 味覚で、嗅覚で、視覚で、脳に良い刺激を与えられた。
 年に数回、こういう機会があると、人生に良いアクセントになるだろう。


 明日は誕生日。
 期せずして入った予定だったが、20代最後の日として最高のイベントとなった。
 師匠ありがとうございます。