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最近、「人生の終わり」をなんとなく意識することがある。
親が亡くなり、頼る人がいなくなったら、自分はどうなってしまうのだろう、と。
ただでさえ、職場と家との往復で過ぎゆく毎日が、なおのこと、味気のない、無味乾燥なものになってしまうのではないかという恐怖。
そんなの、生きる価値のある人生と言えるんだろうか?
ただ、呼吸して、消費して、時間を潰しながら過ごしているだけじゃないか。
このままでは、確実に、そういう未来が待っている。
その思いが、強まっている。
そんな不安がちらりとよぎった後に思う。
このまま人生、終わらせてたまるか!
自分自身の人生、思うように、悔いなく精いっぱい生きればいいのに、何をもじもじ悩み込んでいるのか、と。
だめだ、情緒不安定だ。