いらいら沸騰寸前

 友人と都内で会った。
 向こうの虫の居所が悪かったのか、とげのある事を何度か言われ、その中の一つの内容にカチンときてしまい、その後むかついて、ほとんど話さなかった。
 こういうとき、笑顔で「何言ってんのよ〜」みたいに、和やかな雰囲気を保ちながら相手をたしなめることができない。
 どうしようもないので、むっつり黙り込んでしまう。
 最悪。
 言われたことにもいらついたが、自分のふがいなさに対し、それ以上に落胆した。
 そんな風にテンションが低いまま接するのも相手に失礼だ。
 そんなんだったら、いらいらゲージが沸騰しかけた時点で帰ってくればよかった。
 そしてその後、お詫びの電話の一本でも入れればよかったのだ。


 楽しく、和やかに、穏やかに日曜の昼下がりの時間を過ごせると思ったんだけどなぁ。
 こういうのがあると、コミュニケーションがほんと、イヤになっちゃう。
 とほほ。
 明日から立て直しだ。