「The Lifemaker」

 DART'Sという劇団の「The Lifemaker」という作品を観にいった。
 すんごく面白かった!
 

 劇場は狭め。30席ちょいかな。
 舞台を囲むように、観客席が配置されている。
 舞台には、大きなテーブル。


 各人物がプレイヤーとなり、与えられた資金を使って街をい作り上げていくゲーム「The Lifemaker」。
 その中で死んだキャラクターの操作者が、現実世界で殺される事件が頻発する。
 犯人は誰なのか?その意図は?
 そして、「The Lifemaker」とは何なのか?単なるゲーム?それとも、、、


 バーチャル世界と現実世界、さらには劇場というその場のそれぞれを絡み合わせたストーリー。
 個性豊かな登場人物たち。
 舞台を囲むかたちで配置された観客席。
 ほとんど流れないBGM。
 シーンの展開は、舞台装置の移動などではなく、テーブル上に置かれたレゴブロックを使って表す。


 どの要素も、すごく良い!
 映画でもアニメでも小説でも漫画でもない、舞台だからこそできるストーリー、手法。


 最近観た演劇作品はぱっとしないものが多く、もう観るのは控えようと思ってた矢先だったのだが、、、
 これだから演劇はやめられない!