上海(3日目)

【万博】
○昨日の反省を踏まえ、この日は建物に入るより、全体を観て回ることを意識した。バスや地下鉄やフェリーを使い効率的に移動。結局、2日間で、会場のほぼ全域を歩き回った(だいたい全部の建物を(外から)見た、という感じ)。それだけで精一杯なほど、この会場は広い。端から端まで歩くだけで30分〜1時間くらいかかる感じ。入場前に現地ガイドさんが「全部回るなら2週間かかりますよ」って冗談めいて言ってたが、コレほんと。いや2週間でも無理かもしれない(2〜3時間待ちのとこも結構あるから)。
 建物(パビリオン)にも、30〜40くらい入ったかな。(小さい国だとほとんど待たずに入れちゃう。)軽い制覇感を味わえ、満足満足。
 そういう具合なので、上海万博行くなら、最低(丸)2日間は割く方がいい。ツアーだと、1日だけ、ってのがけっこうあるけど、それだとすごい消化不良感が残ると思う。


○昼食はとあるレストラン館の2階のフードコートで。どうもここは現地人向けらしく、一人平均20〜30元くらい。外人はほとんどいない。ここで、魚肉炒めのライスプレート(スープ付き)と小籠包を食す。30元。昨日のスリランカ料理の1/3以下の値段とは思えないすごい満足感。おいしい。スープにはレバーを茹でたようなものが入ってた。これがまたおいしい。


○格パビリオン内で、その国のスタンプを押してた。本物のパスポートに似せた万博公式パスポートを会場内で売っており(30元ほど)、主に現地の子供たちがスタンプを収集してた。日本の万博でもあった光景だと思う。さて、今回のツアーに参加してた、母と息子の日本人2人組み。彼らはなんと、本物のパスポートに押してもらっちゃったらしい!(「査証」欄ね。)事情がわからず、現地の人が押してもらってるのを見て、てっきり本物を使ってるものだと思い込んでたみたい。見せてもらったら、母・息子とも、しっかり、しかもたくさん、各国のスタンプが押されてた。ちなみに帰国の際、入国審査はあっさり通過してたが、「再発行とかの手続きした方がいいですよねぇ・・・」などと、心配しきりの様子だった。(ちなみに、気遣いがありやさしそうないいお母さんだった。)


【その他】
○万博会場に向かう途中、お茶のお店へ。様々な中国茶を楽しんだ。説明してくれたお姉さん(10代)。日本語が達者。かわいい。
 後半、お茶葉の販売。海外ツアーではお決まりのパターンですな。100g150元(2000円弱)程度。おいおい高いだろ。でもみんなぼんぼん買ってた。街中の店だと同じ物で1/10、大衆向けのだったらさらに安く売ってるだろう。。。とか考え、自分は全く買わず。


○夕食は海鮮料理。ムール貝?がすごくおいしく、10個くらい食べた。案の定(?)翌日、お腹が赤信号に。海外行くたびに同じ経験してるのに、、、なんで懲りないんだろ、自分。


○夕食後、ナイトクルーズ。船で黄浦江を遊覧し、高層ビルなどの夜景を楽しむもの。オプションツアーで、4000円。後でもらった乗船券を見ると、100元(1400円弱)となってた。まあ、バスの送迎や、現地での案内など、いろいろしてもらってるからね。
 夜景はすごく綺麗!東岸には、400m級のビルが3つ(上海環球金融中心、金茂大厦、上海タワー)並。圧巻。ビルはきらびやかで色彩豊かにライトアップされたものが多い。ハデ。
 対照的に、西岸(外灘)は、クラシカルな西洋風の建物が多い。照明もオレンジ系で統一。
 途中、豪華客船を見かけた。COSTA CLASSICAっての。帰国してから調べたら、数週間かけて各国を旅するような船のようだ。乗ってみたいもんだ。