絵里ダンス

 今朝、ズームインスーパーで西畑絵里さんというキッズダンス講師が取り上げられていた。
 彼女は重度の聴力障害。
 一方で、話し方が、すごくはきはきしている。
 自分の発声がほとんど聞こえないこともあり、相手に確実に伝わるようとする心がけの表れなのだろう。
 そして、真剣に相手と向き合い、本心から言葉を発していることが、画面からひしひしと感じられる。
 ダンスを教える子どもたちに対しても、ときに厳しく、ときにあたたかく声をかける。
 で、最も印象的だった言葉。
 「人生は、できるかできないかじゃない。やるかやらないかで決まるんだ。」
 こういうのを、したりげにではなく、心の底から搾り出すように子どもたちに対して発するのだ。
 教え子たちも、他では得がたい、とても貴重な体験をしていると思う。
 大人になっても、絵里先生との絆は続くんだろう。


 特集の途中から5分くらい見ただけなんだけど、泣きそうになってしまった。
 絵里先生の真摯なひたむきさや、子どもたちへの愛情に。
 素晴らしい人のことを見聞きすると、自分も魂があらわれる感じがする。