人は、他人のことってけっこうどうでもいいんだな。

 最近そんなことを感じる。
 職場の同僚を見ていても、周囲の人と仲良く話したり、仕事で必要な連絡をしたりしているが、あくまで表向きの話だ。
 実際、帰りの駅構内や、プライベートで出くわしたりするときも、そそくさ、という感じですぐ別れてしまう。
 公務員って、公私の切り替えがしっかりしてる。
 みんな、家族や恋人などに関しては、大切に接しているんだろう。
 アルバイトのおばちゃんとか見てるとほんとにそう思う。彼女らの最優先は家庭、その中でも子ども。職場での世間話を聞いていても、それがわかる。
 で、自分。身近に、「大切な人」がほとんどいない。
 北陸の実家の家族とも、年に数回しか会わないし、電話やメールもときたま。
 そう客観的に考えると、自分ってなんて寂しい人間だろう、と感じずにはいられない。
 血の通った人間的な交流を持つ機会が、年に数えるほどしかない。
 それって明らかに異常じゃないか!?
 普段そんなに「さみしさ」を明確には感じないが、たまに振り返ってみるとすんごくむなしくなってしまう。


 ああ、人と交流したい!
 「ななついろ★ドロップス」で高校生のピュアでひたむきな交流を体験(?)し、感化されたのかもしれない。
 さてはて。