生きているということ

 医療ドラマなんかを見ていて思う。
 若くして、癌などの重い病に侵され、命を落とすということは、稀なケースではあるけれど、けっして自分や同世代の人間たちと無縁ではないと。
 自分はたまたま、27年間、大病も患わず、健康に生きてこられた。精神的ことや、小さな問題はあるにせよ。
 でも、それは、今後数十年間、そこまでいかずとも数年間、健康でいられることの何の保障にもならない。
 実は病魔が進行していて、次の健康診断で、癌が発覚するかもしれない。
 明日、暴走するトラックに轢かれてしまうかもしれない。
 そう考えると、今日という日を生きているこの瞬間てのは、ある種の奇跡なのだ。
 そして今のこの日々は、奇跡の積み重ね。
 病気や死に直面せず普段の生活を過ごせる。そのありがたみを、ひし、ひしと、あらためてかみ締めないといけない。
 

 職場の担当内の35歳くらいの女性が気になってきた。
 そんな今日この頃。