Pretense profitable things

 しちめんどくさいゴタクを並べ立ててさもお得なように謳っているが、実際はそんなことはないものたち


○「5年ごとのボーナスつき」の医療保険
 保険という商品の性質からして、○年ごとのボーナス、というのはまったくムダ。その分の金額とその商品の開発分の掛け金が掛け金に転嫁されている。
 そもそも医療保険自体、アッパーミドル以上の階級の人間には必要性が薄い。最低限の生命保険と、がんなどの重病の医療保険、あとは自動車を始めとした損害賠償保険があればいい。保険というのは、有事の際に手持ち資金でまかなえなくなる分のリスクを分散させ、その補償を得るためのリスク期待値分+保険会社の儲け分を月割り等で掛け金にしたもの。つまり、ある程度資金的に余裕があるならば、数千万〜億等の突出したリスクを回避する保険(=前述のもの。大リスク)だけかけるのが一番効率的なわけだ。普段の生活もかつかつな人は、ちょっとした病気になるだけでもその出費が大変なので、そのリスク(小〜中リスク)をまかなう保険に入る必要が出てくる。その分、保険会社を大いに儲けさせているわけだ。そうやって、お金を持つ人と持たざる人との差はどんどん開いていくわけだなぁ(住宅ローンもしかり。35年ローンだと、借入金の1.5〜2倍近く払うことに!)


○「無料通話翌月繰り越し」といった携帯電話料金プラン
 しちめんどくさい。なぜこんな仕組みになっているかといえば、通常、携帯の使用時間なんてのは毎月ある程度ばらつきがあるわけで、無料通話分きっかりなんてのは、ほとんどない。大抵は少しオーバーするか、少し余っちゃうか、だ。無料通話分きっかりが一番お得であるが、そこから離れていけばいくほど、損しちゃうわけである。携帯会社とすれば、その「離れた」使い方をする客がおいしいわけですな。


 なんか趣旨が変わってきちゃったな。ここらでやめとこう。文章を書くのは難しい。