大師匠

 職場に、師匠がいる。
 仕事上での、ということだ。
 さらに、その師匠にも、昨年度まで、師匠がいた。
 自分から見れば、大師匠、とでもなるだろうか。
 その大師匠と、明日、飲みに行くかもしれない。
 新年度に入り、大師匠のやっていた仕事を一部垣間見られるような事務を分担することとなり、大師匠の行っていたことの職人芸っぷりに感心させられるシーンがしばしばある。
 そのたびに、大師匠への尊敬の念を深めている。
 明日は、敬意と感謝を持って、接したいものだ。