イブイブデート

なぜかサンタたちが暴走していました。

 イブイブなんてのはもう死語か知らないけど。
 デートらしいデートを、してきた。
 今までブログには書いてこなかったが、ちょうど1か月前、飲み会で出合った方と、何度かデートを重ねている。
 好奇心旺盛でバイタリティに溢れる活力的な面を持ち。
 かと思えば一方で、悩み多くヘコたれやすい繊細なハートを持っている彼女。
 その多面性に惹かれ、自分の中ですごく気になる存在になっている。


 既に5回会っているが、ハタから見ればすごく保守的で、カメのごとくゆったりした進展に映るだろう。
 未だにお互い「さん」付けで呼んでいるし、デートも食事+散歩くらいのもの。
 でも、二人の間にはそれがとても自然で、心地よい。
 会うたびに、一歩一歩着実に距離が縮まっているのを感じる。
 こういう風なじっくりしたつきあい方ができるようになったのも、年をとったのがひとつ。あとは、病気によるものだろう。
 忍耐強く、辛抱強く、あせらず、しっかしとした足取りで歩を進めることができるようになったと感じる。
 だとしたら、病気もプラスに捉えられるというものだ。。。


 そんな中、昨日は新宿でお食事→イルミネーションを眺めつつ散歩してきた。
 日にち柄、人人人の山だかり。
 人の多さを避けるようにビル群の間を分け入っていくと、静かなわき道に。
 そして、、、
 手をつなぐことができた。
 まだつきあってもない仲なので、軽く握手握りをしようと思ってたのだが、あちら様が指を絡めてきて、いわゆる「恋人つなぎ」のように。
 これは嬉しかった。
 やはり、人の手のぬくもりっていいなぁ。。。
 それが、気になる人のものであるとなおのこと。
 体のつながりって、触れ合っている部分を通じて、心まで伝達しあっている心地になれる。
 それが好き。
 学生のときって、カップルで手をつないでも、「子どもどうしのじゃれあい」的な面が出ちゃうが、25にもなってくると、気になる女性と肌が触れ合うと、ぴりぴりっとかすかに電気のようなものが走る気がする。
 恋の電気か愛の電気かわからんが、お互いを強く引き合う(惹き合う)ものであることは確かだろう。

 生きていてよかったなあと、じんわり思わせてくれる、そんなあたたかい夜だった。