新聞から

 経済財政諮問会議の財政試算が示された。
 なんでも、社会保障費などの増大により、債務残高を現状レベル程度に抑えるだけでも、2025年までに消費税換算で最大11%の増税が必要という。
 債務残高を抑制する、景気後退、少子化の進展など、ネガティブな要素が大きくなれば、その分、増税などの負担も増すだろう。
 こういうニュースを見るたびに、将来が不安になる。
 これはうつだから、とかいうより、この状況をみて明日の我が身を憂う心が出てこない方が不自然だろう。
 こんな状況なのに、増税ってなかなか進んでないしね。
 消費税なんかが上がるのはもちろんイヤだけど、今上げずに、将来、財政状況がせっぱつまってから一気に増税されたり、財政破綻のような状態になってしまう方がもっと恐ろしい。
 そうなると、生活保護、無職者、ホームレス、フリーターとかも増えていって、社会不安も高まりそうだし。
 真綿で首を絞められるというのはこういう感覚を指すのだろうか。