「国家の品格」

 話題の(過去形?)「国家の品格」、今さらだけど読んでます。
 まだ半分のところだけど、鉄は熱いうちにナントカということで、感じたことを。
 ・・・良書だね。
 平易な文章で読みやすくわかりやすく書かれているんだけど、内容は濃いし、主張も明快かつ的確。
 思わず「うむむ・・・」と(いい意味で)考えさせられる部分や、「これだ!」と、自分の中で今までもやもや引っかかっていたモヤが晴れるような部分が目白押し。
 こういう、はっとヒザを打つような主張をずばずば展開できる人には、なんだか畏敬の念を抱いてしまう。
 まあ、筆者も認めているように、主張内容が我が道を行っていることもあり、首をかしげてしまう部分もあるのだが(「自由」についての所見とか。。。何度か読み返してみたい)。
 とにかく、こういう良書にはなかなか巡り合えない。後半もじっくり読もうっと。