子どもに見せる背中を持っているか?
もしも将来、自分が子どもを持つとしたら。
そしたら、胸を張って父親としてふるまえるだろうか?
今の答えは、否。
後ろ向きの人生を過ごしている。
仕事にも嫌々取り組んでいるし、プライベートも受身になって何か起こらないかなと待っているだけだし、人生そのものにも斜に構えて厭世的な態度を取っている。
そんな姿を、子どもに見せられるか?
その子には、その子自信が輝く権利を持っている。
上に挙げたような、人生に対する自分の態度は、子どもが輝く人生を送ることに対してネガティブに作用するだろう。
それじゃあ、いかん。
自分自身が輝いた人生を過ごそう。
主義、主張を持って物事にあたる。自分を肯定して大切にできるようにする。熱くて悔いがなくて胸を張れるような生き方をする。
そしてもうひとつ、涙が出るほど胸が熱くなり、「生きていてよかった」と心から思えるような瞬間を持つ。
そんな男の背中を、そんな人間の生き様を、子どもに見せてやりたい。
そして子どもにも、輝いた人生を過ごしてほしい。
そう切望することが、今の自分を発奮させることにもなる。気持ちが奮い起こされる気になる。
一度はあきらめかけたこの人生。せっかく崖っぷちから這い上がってきたんだから、その這い上がってこれた喜びを、子どもに伝えたい。今の自分じゃそうすることがおこがましくもあり、そうする資格もないと思うが、いずれそうすることができるようになるぞ!という思いを胸に、生きてみたいと思うのだ。
生きがいのない人生は、むなしさの極みだと感じる。
上に書いてきたようなことは、「甲斐」に十分値することだろう。
やるぞ!