パーティー

 出会いパーティー
 結果から言うと、うまくはいかなかった。
 参加者(女性)平均年齢:32〜3才。最高年齢:45歳という世界。自分より年下の人は、2人しかいなかった(しかも、うち一人は、同期の既に知っている人)。
 45歳の人というと、母親でもおかしくないくらいの年齢差。そういう人との会話は、なんとも不思議な感覚を味わった。
 圧巻は、一人3分ずつの会話×40人近くの人と(しかもほとんど年上の女性と)話したということ。それだけで、休憩をはさみ約2時間半。まず、疲れた。40人近く終わったときには、名前を一人も覚えていないし、顔とプロフィールも、ほとんど一致しなくなっていた(思えば工夫の余地はあった。要反省点)。
 しかし、実にいい社会勉強になった。一日に40人近い異性と話す機会というのも、まずない。いろんな人がいるもんだなぁと、しみじみ感じさせられた。そして、1対1の人間づきあいというものに、無限の可能性も感じた。人間、そして人間同士の触れあいがもたらす化学反応(?)ってのは、つくづく面白い。
 いやあしかし、今さらながらだけど、若い女性ってのは、超・売り手市場なんだなと実感。魅力ある若い子は、考えてみたらこういう場には来ないんだな。だって、職場にしろ学校にしろバイト先にしろ、属してるコミュニティの男から引っ張りだこだろうから。で、たまたま別れたとしても、その機会を狙ってる男が常にいるだろうから。やはり世の中、競争社会だ。
 そんな状況の中、昨日の出会いパーティーでも感じたんだけど、結局魅力ある女の子は、魅力ある男に根こそぎかっさわれちゃう(可能性が高い)んだよね。なので、自分のような男が正攻法で挑んでも、勝ち目は相当に薄い。なので、そこで頭をうんとひねりたい。出会いの場を研究する(ネット、社会人サークル、ジム、合コン、同好会を立ち上げる、芸を極める、カルチャー教室に通う)とか、あんまり人が目を向けないような子を狙う、とか。あとは情熱だな。自分の尊敬する人の中でも、その人自身の容姿は人並みでも、ほれ込んだ人に熱心にアプローチし、その熱意でもって相手を言わば攻め落とした、みたいな人がいる。男は狩人みたいなもんだから、やっぱ「この人!」と感じたら、とことんアタックしたいものだね。その情熱が、一生を左右するかもしれないわけだから(伴侶が誰になるかでそりゃあ人生変わるでしょう!)。
 

 そんなこんなで、直接的な成果はなかったが、得たものは多かった。こういう経験を重ね、男として魅力を積み重ねていきたい。来るべきチャンスに向けて。