すきやき
先輩宅ですきやきをごちそうになった。
実は職場で一人、うつで休職→復帰を繰り返している人がいる。
その人の話になった。
「やっぱ普通の人とは違う感じだよ」「また休職しちゃうかもなー」
・・・なんだか身につまされるというか、我が身を振り返って考えてしまう一コマだった。
「実は自分もうつなんです」「2年前から病院に通ってます」
なんて言ったらびっくりするだろうか。
何かのアンケートによると、社会人の10%近くはうつだとか。
まさに現代病。こんなストレスの多い社会じゃ、多少はうつっぽい面がない方が神経が図太すぎるのでは?と感じてしまう。
とにかく、辛いのは事実。あとは、その困難の中、なんとか社会生活をやっていけるかどうか。
幸い今は、かろうじてではあるが、自立した生活を送っている。
そしてその自分を支えてくれる人たちが、確かにいる。
その事実にまず感謝。
そして、輝きある将来を夢見て、ひたむきに歩みを進めよう。
・・・ってこんなん言ってられるのも、今症状がある程度落ち着いてるからなんだよな。ほんとに落ちてるときは、こんなの書けない。思えない。前述した職場のうつの同僚も、「自分もこんな苦しい思いしてふらふらになりながら出てるのに」という風にいまいましく思ってしまうかもしれない。
難しい。でも、病気や障害ってのは、神の与えた試練だという話をする人もいる。曰く、「神は、その人が乗り越えられるような困難しか与えない」と。なんかかっこいい。そして、その話に従えば、自分はその障害の分、大きくはばたく人間なのだと勇気付けられる。