メールっていいね

 バイトさんのメールアドレスをゲット!
 すでに、何度かやりとりをしている。
 好きな女性とのメールのやりとりってのは、やっぱりいいもんですなあ。
 着信表示に彼女の名前が表示されるだけで、なんだか小躍りしてしまう。
 自分にもこんなふうに、ものごとを純粋に喜んだり楽しんだりする感性が残っていたんだな、と嬉しく感じる。
 

 ちなみに、憂うつな気分は、ここ数週間、ほとんどといっていいほど現れていない。この期間だけ切り取ってみれば、普通の人並みの精神(気分)状態といえるだろう。嫌なことがあって落ち込んでいる人と比べれば、それより良い状態といえると思う。
 ここまでの状態に回復できたことを、まずは単純に喜びたい。
 そのうえで、今の好調が、投薬等による順調な治療の推移によるものなのか、上にも書いたような、バイトさんとのやりとりによるものなのか、見極める必要がある。
 まあ、おそらく両方なんだろう。両面が、互いに作用しあい、良い循環を作っているともいえると思う。そうすると、自分の病気は、半ば恋愛によって救い上げられたともいえるのかもしれない。自分はそういうものとは縁の薄い人生だと思っていたというのに。人生わからない。
 今では、恋愛含め、コミュニケーション全般に、自分の興味が向いている状態だ。人と接することが、これほどまでに貴重で、示唆に富んでいて、複雑な味わいをもっていて、そして何より楽しいものだとは、今まで認識していなかった。
 うつになって、人生のいろんなものの尊さを学び、機微に触れることができた気がする。
 そうだとしたら、人生ってのは捨てたもんじゃないな、と感じる。絶体絶命のピンチが、まわりまわって自分の大きなプラスになってたということになる。
 引き続き、いろんなことに取り組みたい。