上昇気流

 今週末、音信不通だった友人と会うことになった。
 なかなか楽しみ。
 また、来週末は、職場の同僚(先輩)たちと、スキー旅行に行くことに。
 去年も行ったが、そのときに比べて、明らかに関係が親密になっているので、これも楽しみ。
 ふいに、いろんなアクションが起こってきた。
 人間、どんな逆境でも、辛抱強く耐えれば、いずれ陽の射すときがくるということか。
 なんだか若干、胸がこみあげてくるものを感じる。
 この嬉しさを、大切にしたい。
 これが、生きている幸せというものだろう。
 また、漆黒の暗闇に包まれるときがくるかもしれない。
 でも、この暖かい気持ちが、この先の人生を照らすときがやってくるだろう。
 この先何が起こるかわからない。ほんと、一寸先は闇だけど、いや、だからこそ、今このときを大切にしたい。
 うつになって深海のような暗闇を経験したからこそ、こういったことが認識できるようになったのかもしれない。
 そうだとしたら、この病気も、自分の人生にとって、意味のあるものだったのだなと思える気もする。
 などと考えたりしてみたり。
 しかし、まだ道半ばであることに間違いはない。
 今後も着実に、一歩一歩、進んでいきたいもんだ。