どん底をうって、上向きの回復期が訪れるのを待つ。それまでは、心身の負担を極力減らし、「省エネ」モードで、無理せず生活する。
 これが、うつ治療の定石、と勝手に思っている。書籍等による見聞、また、自身の体験によるものである。まあ、間違ってはいないだろう。
 でも、この「省エネ」モードで、かれこれ長らく(学生の頃から)やってきているが、少し上向いたかな、と思ったら、がくんと落ち込み、また上向いたかな、と思ったら、がくん、、、こういう繰り返し。
 なんだか、無駄な努力に思えてくる。正直、疲れた。試行錯誤しつつ、もう23歳にもなったんだし、性格って、ほぼ固まってきてるんじゃないのか?まあ、うつは、病気と性格の両方面に関連してるので、その点は加味しないといけないが。病気=一時的なもの、性格=根本的なもの、という具合に。
 ちなみに、某サイトで、「うつは必ず治る病気というが、幼い頃から抑うつ感が強い場合は、一生治らない」という一文を目にした。何の根拠に基づいてるわけでもない文言のようだったが、自分としては、直観的に、「ああ、まさに、そうなんじゃないか」と、悟りというフレーズを連想するような感じで、妙に納得してしまった。