続・温泉紀行

 さくっと、群馬に行ってきた。群馬と言っても、高崎あたりだと、群馬の入り口ということもあり、そんなに遠くないイメージだが、今回は、草津温泉付近を中心に、少し長野に飛び出すくらい、めいっぱい周った。結局、総行程、約600キロ。さすがに、疲れた〜。
 今回最も印象に残った(、かつ、一番の目的だった)のは、尻焼温泉http://www.yukemuri.jp/gunma/siriyaki.html)河原の脇から温泉が湧いており、川と温泉が一体になっているという、ワイルドなもの。しかも、温泉は無料で24時間入れ、周囲も、鄙びた秘境感満点と、なんとも温泉好きの心をくすぐるものだった。今回は、上述した、24時間・無料というポイントを充分に活かすため、夜中(21時頃)訪れて入浴、そのまま近くの駐車場で車中泊→翌早朝(4時頃)、再度入浴、というプランを採った。夜に訪れたときは、かなりの田舎ということもあり、真っ暗で、辺りが全然見えない。今回に限らず、知らない土地を真っ暗なときに訪れるのって、けっこう怖い。とくに、人気のないひっそりしたところ。で、ぶるぶるしながら一夜を過ごし、翌朝になると、なんてことない、けっこう普通の土地だったりする。自分も、今までの人生においrて、数え知れず、そういうことがある。
 閑話休題。今回も、夜、真っ暗な状態。初めは、温泉の場所もわからず、近所の人に聞くほどの有り様だった。で、懐中電灯片手に、手探り状態で進む。それらしき小屋(脱衣所)を発見。見ると、なんと人がいるではないか!近所(?)のおっさんっぽい人だった。さて、早速入る。お湯は、けっこう熱い。でも、外気の涼しさと、辺りのワイルドな景色が相乗し、なんとも気持ちいい。
 ちなみに、翌朝4時頃に行ったときも、これまた人がいた。しかも、4人くらい。どうなってんだこりゃ。けっこう有名なんだろうか、ここは。ちなみに、日中は、水着を着けた人達(混浴で、しかも、道路から丸見えなので)でいっぱいになるらしい。
 なんだか温泉レビューみたいになってしまった。まあ、勢いということで。ともはかくあれ、疲れた〜。のだが、金曜に休みを取ったおかげで、なんと、明日(日曜日)一日、まだ休みがあるのだ!嬉しいような、つらいような。「単純に、心身を休めることができて、嬉しい」という気持ちと、「でも、そうは言っても、することがない。しかも群馬に行ってしこたま運転して、疲れきってるし」という思いが混在する。
 ま、いっか。