血液検査と気絶の関係

 自分は、血液検査等、血を抜かれるのが、大の苦手だ。二十数年の人生で、10回くらい血液検査をしたが、うち半分くらいは、くらくらーっと気を失ってしまった。これがまた、半端じゃなく苦しいのだ。初めて体験したときは、「自分はもう死ぬんじゃないか」と感じたほどだ。どうも、血の事を考えたり、今自分の体に針がささって、血管に到達してる、などと想像したりすることで、全身の血管が収縮し、脳貧血状態になってしまうようなのだ。
 今日も、職場の健康診断があり、悪夢の血液検査もあった。最近は自分も学習してきて、血液検査の際にはベッドで横になってしてもらう。そうすると、気持ち悪くなりにくいのだ。今日は、気持ち悪くなり、くらくらーっとくるかな、と思ったが、その寸前で、なんとか持ちこたえた。看護婦さんが優しい人で、気を使って声をかけてくれたのが大きかったのかもしれない。恥ずかしいが、一瞬天使のように思えてしまった。人間、衰弱してるときは、優しくしてくれる人がとてもいい人に見えるものだ(数々の経験あり)。
 ともかく、年に一度の嫌な行事を終え、せいせいした。奇しくも今日はボーナス日。ばばーんと使ってやるもんねー!