テレビ

 テレビをほとんどみない生活が続いている。平日の朝に、コーンフレークをかきこみながら、ニュース番組を観るくらいだ。たまに夜のバラエティ番組なんかを目にすると、そのテンションについていけない自分に気づく。空虚な感じがするというか、自分とは違う世界の出来事を見てる感覚というか。「もっと文化的な番組はないのか」と感じる。で、結局NHKあたりに行き着く。小さい頃は、「NHKなんてみる生真面目な人間の気がしれない」などと言っていたが、今では、そのセリフを訂正したい感じだ。なんだか、自分にとって娯楽がどんどんなくなってく、というか、楽しいと感じるものがどんどん減っていってる気がする。感情のない廃人状態に近づいてるということだろう。この状況を変えられない自分がもどかしい。