兵庫列車脱線事故

 本日AM9:20頃、兵庫県尼崎市において、JR福知山線の脱線・横転事故が起きた。死者50名超、負傷者300人超とのこと。大惨事である。科学技術が発達した現代においても、こんな事故が起きてしまうというのか。新幹線なんかも、機械的には、けっこうなスピードを出すことができるそうだが、トンネル通過時等の騒音基準をクリアするため、300km程度が限界なのだそうだ。鉄道も似たような事情のようだ。スピードは出そうと思えば出せるが、騒音、脱線等を考慮し、ある一定速度までしか出せない。一方で、人口過密の日本において乗客をスムーズに輸送するため、特に都市部では、きちきちのダイヤグラムを組まざるを得ない。そんなぎりぎりの調整の結果、基準からのわずかな逸脱が、今回のような事故を引き起こしたのかもしれない。