漫画訓

 漫画雑誌・モーニングで連載している「働きマン」(作・安野モヨコ)に感銘を受けた。
 プライドが高く、仕事=命の雑誌編集者・松方弘子(30歳位・女性)が主人公。今回は、松方が、新入社員採用面接の面接官を依頼される話。他2人の面接官と横並びに座り、新採くんと面接を行う。その合間、面接官同士で雑談している中で、松方自身の新採面接時の話題に。自信とふてぶてしさを抱えて挑んだ松方。本人曰く、「でも、入社してからは『根拠なき自信』が一回全部崩壊しました」。それを受け、面接官の一人がぽつり。「『一回崩壊した後、いかに立ち上がるか』なんだよなー」。
 まさに自分も今、「崩壊」しかかってるのかな、と思う。入社時にあったプライドと自信はズタズタになり、自らの理想像と現実像との乖離がどんどん大きくなる。そのことに連動するように、うつ+身体的な不調に見舞われ、生きる屍のような状態に。正直、自我が保てなくなりつつある。一度この自我は、壊れる、ないしは壊す必要があるのかもしれない。しかし、そうなった後の自分がどうなるか・・・・・正直、怖い。立ち直るだけの生命力が、自分にあるとは到底思えないからだ。でも、少しずつ考えるしかない。少しずつ進んでいくしかない。どこから手をつけたらいいのかもわからないけど。まずは、この日記を、考える足掛かりにできれば。そう思う。