ぬめーっとすぎていく時間

 感情が麻痺し、
 思考が停滞し、
 意欲が減退し、
 仕事的にも人間的にも成長せず、
 人とのコミュニケーションが希薄で、そのことによりコミュ能力がさらに低下し、
 結婚できる気がせず、子どもを生むなんて恐ろしいことはかんがえられず、
 病気は10年近く一進一退で長い目で見れば快方に向かっているとも言えず、
 というかここまで来るとこれは元々の性格や気質ではないか(うつ、無気力、対人恐怖等)と思え、


 そんな状況で時間だけが、着実に、無情に流れていく。
 それを引き止められないこと、巻き戻しできないことに、とてつもない恐怖を感じる。
 自分が女性だったら、出産適齢期の関係で、発狂しちゃうんじゃないかとか思う。


 とぶつぶつつぶやくばかりで。
 世間の31歳って、社会のため、地域のため、妻のため、子どものため、親のため、そういうものに役に立つよう活躍してるんではないか。生物的にもこの年代って完全にそういう役割なんであって、保護や援助を受けるよりもそれを与える役割なんではないか。


 とか頭を巡るのはそんなんばかり。