アコード売却
車両を買取会社に引き渡した。
走行距離:46,963km(自分が走ったのは11,500km程度)
これまで、2年半近く、お疲れ様でした。
いろんな思い出を与えてくれ、ありがとう。
これまで乗った中で、文句なく最高のエンジンだった。
車自体も、ほんと、気に入っていた。
そんな大切なものを、手放すということ。
切ない。後ろ髪を引かれる。
9年に及ぶ、バイクor車の生活。
どちらかが常にあるということが、当たり前だと考えていた。
その状態が、一生続くものだと思っていた。
でも、人生は不変ではない。
むしろ、変化の連続。
車が好き → 車を買う → 所有し続ける
という単純な構造では済まないときもある。
だから、決断した。
環境に適応するということ。
中長期でみて、人生にとってプラスになる選択をすること。
取捨選択を行い、メリハリをつけて、エネルギーやお金の投下を行うということ。
そして、膠着状態にある人生に、新しい展開を与えるたかった。
これが、最後の決め手となった思い。
車等を所有し続けた9年間を思うと、時間の経過というものを感じずにはいられない。
先週、千葉一周をしたとき、帰り際、木更津を通った。
思えば、9年前、初めてのった原付(カブ)を購入したのも、木更津だった。
初めてのバイクで、興奮と緊張がミックスされ、無我夢中で走ったこと。
通過した、湾岸道路や、お台場や、レインボーブリッジ(ほんとは原付は通ってはいけない)の光景や空気。
その木更津に、車を手放すタイミングで、意図せず、再度訪れることに。
なんだか、泣きそうになった。
9年前のこと、この9年間のことが頭をかけめぐり。
その過ぎた時間の、圧倒的な長さと、にもかかわらず、驚くべき短さに。
時間は、有限。
次の9年は、さらに早く過ぎていくんだろう。
だからこそ、一日一日を、一瞬一瞬を、大切に、丁寧に、生きていく。
そんなことを考え、アコードとお別れした。