「DANCE PLATFORM」@国立新劇場(小劇場)

台風14号接近の中、ダンスを観に行ってきた。
4組のオムニバス形式。


○山口華子、大嶋正樹ら「レトルト−その中の愛と闘争」
きびきびとした、勢いと情熱を感じさせるダンス。
フシギでコミカルな動きも出てきたりして楽しい。
でも基本の動きがすごくしっかりしてるから、安心して観られる。
良かった。


○C/Ompany「イキキル」
男3人組。かなり異色。
お笑いの要素が多分に入ってる。
コントと、演劇と、ダンスを足して割った感じ。
紐を首に巻いて走り回ったり、アクロバットなプロレス技みたいなのを連続で決めたり、とにかくはちゃめちゃに動き回る。彼らのようなプロでないと、マネするのはかなりキケン。いや彼らでも、リスクを負ってるだろう。
とにかく鮮烈な印象。
あぁ、ダンスって、こういう風に楽しむこともできるんだ。
なんでもアリなんだよな。って。


あと2組は、いまいち印象に残らなかった。


素晴らしい余韻を携えて会場を背にすると、台風はほとんど通り過ぎていた。
彼らの熱が、台風を吹き飛ばしたかのように。