人生の有限性

 ってものについて思いをめぐらせることが多くなった。
 仙台旅行、すごく楽しかった。また行ってみたい。
 でも、残りの人生で、そう何十回も行く機会はないだろう。
 数回か、せいぜい十回くらいだろうか。
 これってまじまじと考えると、なんだか切ない。
 学生の頃は、機会はほぼ無限にあると思ってた。人生は半永久だと感じてた。
 社会に出て、歳を取り、人生の有限性を認識させられた。
 珍しい場所や店に行くと、「ここにはもう二度と来ることはないかもしれない」
 そんな場所での出会いについても、「この人と会うことはもう一生ないかもしれない」
 などと思っちゃうのだ。
 限りある人生がむなしいんではない。
 限りある人生だから、輝かしいのだ。
 生きよ。