高揚感

 高校や大学に入りたての頃は、なんともいえない高揚感をよく経験した。
 胸に熱いものが、こみ上げてくるような感覚。
 なんともいえない。


 それが最近、ほとんど感じないことに気付く。
 かつてを100とすれば、今は10か20?いや、それすらもない気がする。
 いつのまに減ってしまったのか?それが老いるということなのか?
 もう一度あの感覚を味わいたい!
 気がつかず若さがすり減っていた、という人生は嫌だ!


 損か得かではない。
 なんともいえない高揚感を、味わえるかどうか。
 それを人生の行動規範としたい。
 そう誓った。