実家にウェブカメラが設置された。
父が、年老いて弱ってきた祖母の様子を外出先から見られるよう、とりつけたもの。
リビングの様子を、遠隔地のPCや携帯から閲覧できる。
さらに、遠隔操作で、カメラを動かすこともできる。現代の技術すげえ。
で、自分がいる関東の下宿から、北陸の実家の様子がいつでも見られちゃうわけですよ。
ふだんほとんど電話もメールもしないんだが、それ故なのか、ウェブカメラを通して見えてくる、リビングのテレビをぼーっと見つめる祖母や、食事の支度をする母や、昔は毎日22時くらいに帰宅していたのに今では19時に家にいる父の姿が目に飛び込んできて、なんともいたたまれない気持ちにさせられる。
里心がつく、というか。
ちくしょー、大学に入って一人暮らしを始めたときは全然さみしくなかったのになぁ。
今は実に人恋しい。
これが年をとるということか。むむ。