最近考え方が前向きになってきている。

 日常生活のちょっとした場面で、選択肢を迫られることってよくあると思う。
 例えばテニスの練習中、隣の人が打ち損じたボールが、その人と自分の真ん中くらいに落ちたとき。
(1)ぱっと駆け寄りボールを拾う。
(2)なんとなく見ぬふりをしてやり過ごす。
 こんな選択肢が現れるわけだ。
 今までは無意識に(2)を選んでいた。
 とにかく無難に、省エネで、人と関わらずに、、、そんな基準で行動していた。
 最近、上記のケースで(1)を選ぶような場面が少しばかりでてきた。
 そういう選択をしたときって、感謝されるのももちろんだが、選んだということ自体が気持ちいいことに気付いた。
 自分は自らの意思でこう動いたんだ!というような。


 昨日ヘアサロンに行ったが、できるだけお店の人と話すようにした。
 もちろん、全然うまいこと言えないし、どうにもぎこちない会話なんだけど。
 でも、前向きに取り組んだ。
 今までみたいに「雑誌を読み自分の世界を作り上げ、周囲の干渉を受け付けない」モードを取ることもできた。
 でもそうしなかった。うし。


 思った。自分の行動を相対的に評価するんだ、ということ。
 誰かと会話をした。
 ちょっと前向きなことを言えた。でもだいぶぎこちなかった。相手の反応が気になった。
 トータル、マイナス8点。
 見方を変える。
 数週間前の自分の場合・・・そもそも相手との接触を避けてた。目を合わせないようにしてた。愛想笑いですましてた。
 トータル、マイナス10。
 −8=−10+2
 少し前の自分より、プラス2。
 

 こういうのを、積み重ねていくんだ。