映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」を観た。
子どもと一緒に観に行った親の方が泣いてしまうというウワサの一作。
評判にたがわず、見事に泣いてしまった。
<以下ネタバレ>
ラスト手前で、しんのすけの父親・ヒロシの回想シーンが出てくる。
父親のこぐ自転車の荷台に乗り、大きな背中を眺める幼少時代、、、
雪降る道を自転車を押し通学する学生時代、、、
上京し、社会人に。あくせく働く姿。仕事に失敗し落ち込んでしまう姿、、、
後の妻・みさえとの出会い、、、
長男・しんのすけの出産にダッシュでかけつける、、、
しんのすけを荷台に乗せ、自転車をこぐ姿、、、
2分くらいのシーンだろうか。
セリフは一切ない。
それが、無性に泣けてくる。
親、仲間、妻、子どもに受けた愛、彼らに注いだ愛、、、
家族というかけがえのない存在、
そして、それらを包み込む人生というものの尊い輝き、、、
そんな風に思いを巡らせた。
そう、自分はそんな愛や輝きを欲しているんだ。
くされたり投げ出したりして、人生を捨てたくない。
自分の人生を、自分の力で、明るく、あたたかく、幸せなものにしたい。
そう強く思わされた。