中国も大就職難だそうで

 「クローズアップ現代」視聴。
 今日は中国の大学生の就職難について。
 中国では、大学生数(卒業生数)がここ10年で5倍くらいになっているらしい。
 なんて恐ろしい増加率。
 かつては大学への進学というのは限られたエリートのものだったが、今では4人に1人とのこと。
 日本だとたぶん2人に1人くらいのはずだから、ずいぶん迫ってきたんだな、という印象を受ける。
 学生総数だと既に中国の方が上だろうしね。
 GDPにせよ技術力にせよ、国力で日本が後塵を拝するのは時間の問題といえそうだ。
 で、学生数の激増を背景に、あと昨今の金融危機もあり、半数の学生しか採用されないという、大就職難を迎えているそうな。
 その分淘汰され、優秀な学生が勝ち残ってるんだろうな。
 日本もおちおちしてられない。
 自分の子どもの世代にもなると、日本は「世界第2位の経済大国」なんてのは過去の名声になり、アメリカ、EU、中国、インド、ブラジル、ロシアといった列強がひしめく中、どうやってその隙間で生き延びていくか、という感じになるんだろな。


 海の外に目を向けておくというのはやはり重要だ。
 自治体職員をしてると、他の自治体との比較ばかりしちゃうけど、こういう大きな視点も忘れずにいたいもんだ。