帰省先から戻ってきた。

 とにかく、疲れた。


 この先の人生、何をしたいわけでもない

 ただ、親の期待に沿って生きてきた

 この先、どの道を歩けばいいのだろう

 行き先はどこも、行き詰まりな気がして

 親のやさしさが、泣けてくる

 息子の病気のことを知ったらどう思うのだろう

 もがいて、苦しんで生きていることをしったら、どうするだろう

 自らのことを責めるのだろうか

 疎ましさしか抱けなかった親にも、ようやく感謝の念が湧いてきた


 疲れているときは、だめだ。

 全ての思考が底なしに下向きになる。

 寝よう。