業務改善リスト

仕事をしていて、ふとした瞬間、
「ここをこうしたら、もっと効率がが上がるんじゃないか」
とひらめくことがある。
公務員の仕事というのは基本的に前例(前年)踏襲のものが多く、その分ムダが多くなっている点は否めない。
そんなひらめきも、すぐに活かせればよいのだが、そういかない場合も多く、そうすると、いつの間にかそのアイデアは頭の中からも消えてしまうことがたびたび。


そうならないよう、頭に浮かんだ改善点は、極力、データに残すことにしている。
後で読み返すことで、当時は活かせなかった点が活かせるようになっているかもしれないし、また、複数の改善点を組み合わせたり、そこからアイデアが浮かんでくることもあるからだ。
また、勤めている自治体は、ありがたいことに、庁内LAN上に「庁内改革」なるサイトを設けている。
職員各自のアイデアを出し合い、そのアイデアに関係する課へ投げかけを行い、その内容を閲覧できるというもの。関係課所からは、回答も得られる。
良いアイデアが浮かんだときは、このサイトに投稿したりもしている。


業務改善というのは組織においてとても重要なことであると考える。
同時に、公務員(一般行政事務)というのはジェネラリストが求められる職種だが、時代の流れ上、遅かれ早かれ、「誰でもできる仕事(代替可能な事務)」だけやっているようでは通用しなくなってくるだろう。
そうしたときに、「自分にしかできないこと」「自分にある強み」というのが大切になってくる。自分の場合、業務改善、庁内改革というのはその筆頭だ。
そういう意識を持ち、仕事に臨みたいものだ。


【ポイント】
○「自分だけの強み」を磨けること
○改善への熱い気持ちを忘れないようにすること