七転八倒

 仕事で、きょうはズタズタだった。
 ミスや勘違いや配慮不足など、いたらない点の連続。
 今日だけでそういう点が10か所くらいあった気がする。
 そのたびに先輩や上司に迷惑をかけカバーされ。。。
 ぅぅぅ泣けてくる。
 そういう思いをするたびに、自分への情けなさやら恥ずかしさやら怒りやらで、イヤな汗が出てくる。
 精神的にダメージを受けているということなんだろなと思う。
 かつて、社会人1年目のころは、この汗で毎日びっしょりだった。
 暑いわけではなく、カゼひいてるわけでもない、緊張と自責の冷や汗。実にやなもんである。


 一方、こういう風に考えた。
 最近、やたらミスをたくさんしている気がする、のである。
 これは、ミスが増えた、というただ単純なことかもしれない。社会人4年目でのスランプとも言えるのかもしれない。
 だが、実際は、ミスに多く気付けるようになってきた、それだけ自分が自分に対して求めている要求が大きくなってきた、ということではなかろうか。
 社会に入って最初の3年くらいは、「自分はまだ半人前だから、周りの人の指示を聞いて言われることだけやればいい。しかもまだ未熟だから自分のしたことのフォローは先輩や上司がしてくれる。」というような甘えがあった気がする。
 しかし4年目にもなった今、自分の持ち分の仕事は、まず独力で完結させるだけの見通しを持って取り組むぞ、という姿勢が出てきた。到達点が変わればそれに対する気概も高まってくる。
 「半人前としてはうまくできたかな」という視点から、「一人前になるためにまだここが足りない、ここは改善しよう」という視点へ。
 このことに気付けただけでも大きなことだろう。
 ミスがたくさん目に付くようになったのもこの変化のたまものか。


 まだまだ目指す道のりは長く険しい。
 さて、では自分は一体何を目指し仕事にせっせと取り組むか?
 最近よく考え込むテーマだ。
 後日このことについて書きたい。