年金

 ニュースを見ると、毎日のように、年金問題が取り上げられている。
 なんとなく思うのは、社保庁の職員に、けっこう心労がたまってるのではないか、ということ。
 テレビのコメンテーターを見てると、平然と、「社保庁の職員の怠慢だ。」「職員全員が悪いんですよ。」
 ということを言ってたりする。
 社保庁に責任があるのは間違いない。
 でも、その大半は、トップや幹部が負うものであって、職員の大半は、真面目にこつこつ仕事してきた(している)のではないか?
 もしそうだとしたら、連日のバッシング報道で、精神的にまいってきちゃう職員が出てこないか、心配になってしまうのだ。
 自分の従事している仕事が、自分自身は精いっぱい、誠心誠意取り組んでいるのに、「悪い、悪い」と言われ続けたら、それはもう、自尊心が保てなくなってもおかしくないだろう。
 まあ、でも、たしかに社保庁のシステムは、どう考えてもマズいし、不合理だ。
 なんとか状況が改善できるといいものだ。
 (というか、お願いだから、年金は自分で運用させてほしい。労使折半の、使用者(雇用主)負担部分ももちろん合わせて。)