性懲りもなく 

 また出会いのパーティーに行ってきた。
 今度は民間主催のもの。
 華やかなパーティー会場を想像していたが、実際は、こぢんまりした会議室。
 そこに、円形に椅子を並べただけ。料理ナシ。飲み物はお茶のみ。うーむ低コスト。
 結果、ダメだった。
 中間インプレッションである女性と双方向の指名になり、その後のフリータイムでその子といろいろ話をしたのだが、最後は指名してもらえなかった。
 最後にその子に指名を受けた男は、フリータイムの終了時にその子の隣にいた男。
 体育会系ビジネスマンって感じ。もてそうだった。
 うーん、敗北感。


 やっぱ出会いパーティーは自分には向いてないな。
 ちょっと分析してみる。
【自分に向いてない理由1】
 男10、女10のパーティーと仮想する(負け惜しみだが、今回のパーティーは、男50、女35という感じだった。男女比をちゃんと調整してくれ主催者〜!、という嘆きが抑えられない)。
 男の8人は、女性陣の中でかわいい上位2人に群がる(あくまで一般論です)。
 男の参加者は、8人が、日常生活でそんなにもてない人々、あと2人が、「かっこよさ」「仕事(地位)」「スポーツ」「トーク」のうち2〜3要素くらいを満たしている感じ。後者は、遊び相手探しでパーティーに来ている。
 かわいい2人の女性を射止めるのは、「後者」2人の男。
 自分としては、(どちらかというと)内向的で、誠実で真面目な感じの子を求めている。そういう子がいたら、「上位2人」の女性には目もくれずその子にアプローチするところだが、そもそもそういう子はこういった場にはまず来ない。
【自分に向いてない理由2】
 悔しくて後でネットでいろいろ見てわかったことだが、出会いパーティーでつきあったカップルは、すぐ別れる傾向があるそうな。
 確かに、出会いの場としては効率を追求しているように見えるパーティーも、結局は接点のない他人同士の集まり。学校、職場、趣味等でつながりがある関係なら、共通する社会的な要素があるわけだが、パーティーでの出会いにはそれがない。共通の友人もいないわけで、考えてみれば、交際が長続きしない傾向があるのもうなづけるかな、と感じる。
 自分自身も、そういう出会い方は、なんだか「出会いのための出会い」という感じで、あまりぱっとしない印象を受けている。
 理想は、仕事なり趣味なりに打ち込み、その結果、副産物として生まれる出会いかな。


 ともかく、今日はいい経験になった。「もうこういうのはやめよう」というのも、今日参加したからこそ至った結論(気付くのが遅い、というそしりは免れないが)。行かなければ、まだ悶々としてただろう。
 自分はまだ若い。だからこそ、今のうちいろんな経験を積みたい。病気も落ち着いてることだし。
 明日はクリスマスイブ。どきどきしますなぁ〜