セールの悦楽に浸る

 今年も、夏のセールが始まった。
 前にも書いたかもしれないが、新宿・三越に入っている「GLOSTER」っていうブランドが最近お気に入りで、ここをチェックすべく、昨日は朝10時に三越に赴いた。
 途中マルイの前を通過したのだが、ものすんごい長蛇の列。うーむ、マルイってそんなにいいんだろうか?それとも割引率がいいのかな。よくわからんです。
 いっぽうの三越は、10:00の開店の時点でも、そんなに人がいない笑。おそらく、みんな1か所目は、アロウズとかシップスとか、そういう「本命」みたいなとこに行ってるんだろね。
 でも昨日いろいろ見て回って思ったのは、アロウズもシップスも、中にはけっこういいものがあるんだけど、イマイチなものも、かなりの程度ある、ということ。
 一方GLOSTERは、アロウズとかよりも若干大人っぽい感じなんだけど、価格帯はそれらよりも少し下。しかも商品が厳選されてて、ハズレのものがかなり少ない。といってところ。まあこういうのは好みの問題なので、ここらへんにしとく。
 とりあえず、マイナーだけど自分なりにかなり気に入ってるブランドを持ってるというのは、なんとなく自尊心をくすぐられる。服のブランドごときで自尊心を持つな、みたいな意見もあるだろうが、自分の価値観や個性というのは、こういう細かい部分の積み重ねじゃないだろうか。目に見えるもの・見えないもの、わかりやすいもの・わかりにくいもの、俗世的なもの・観念的なもの、すべてひっくるめて、ひとりの人間を構成してるんじゃなかろうか。
 結局、戦利品は、GLOSTERで2点、他の店で3点(ユニクロの590円のTシャツ含む笑)。秋にも着られそうな長袖のカットソーも手に入ったし。満足満足。
 ちなみに今さら気付いたんだけど、夏と冬のセールって、社会人のボーナスの時期(6月下旬・12月中旬)の直後に設定されてるんですな。去年は精神的に死んでて、服はほぼ一着も買わなかったので、よくわからなかったが。確かにボーナス直後は、サイフの紐も緩むよね。